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株式会社RTT チーフオペレーターの髙橋です。
今回は番外編として
レコーディングについてのお話を少し話していこうかと思っています。
※記事が長いので前後編に分けています。
というわけで、
第6回目!音響屋さんのお仕事〜番外編〜
【ProToolsを触ってみた】
😃?
いやいや、
ProToolsって何やねん。
ってことですよね。
わかります。
まぁでもきっと名前の通り・・・
プロ向けの道具なんでしょうね。
というわけで、
ProToolsとは何なのか。
紹介していきましょう!
きっと素人の方でも
最近の音楽シーンでは
パソコンを使って楽曲制作をしている
ということは聞いたことがあるかもしれません。
皆さんが普段仕事する上でも
パソコンの存在は欠かせないものとなっていると思います。
何か書類を作るにしても
プレゼンするにしても
ましてや年賀状を書くのも最近はパソコンに頼っていますね。
その様に最近は
楽曲制作からCDのようなパッケージ化
楽譜作成なども全てパソコン上で行います。
実は第4回目に記事にしました音響ミキサーや照明ミキサーなども
現在ではパソコン上で作業をすることが可能となっています。
https://www.minet.jp/brand/waves/emotion-lv1/
例えばこれ。
最近業界を騒然とさせた
Waves社のeMotion LV1というミキサーです。
専用ハードウェアとパソコンさえあれば、
最悪カバンに入れて持ち歩くことも可能ですね。
今ではほとんどのデジタルミキサーで
iPadによるリモートコントロールが可能だったりと、
皆さんが驚かれるような進化をしています。
さてさてProToolsのお話に戻りますが、
ProToolsとは
第4回目の記事で紹介しました
Avid Technology, Inc.,(アビッド・テクノロジー社)の
デジタル・オーディオ・ワークステーションソフトウェアです。
Digital Audio Workstationの頭文字で
DAW(ダウ)と呼ばれることが多いですね。
ほーら、またページ閉じようとしたー
がまん、がまん。
DAWというのは
パソコン上で音楽制作するソフトウェアや環境の総称として使われます。
デスクトップミュージック(DTM)とも言われますが、
こっちはパソコンを使った演奏に対して使われることが多いです。
プロに限らずアマチュアでも
パソコンと同期した楽曲や演奏が増えてきましたね。
そんなわけで我々が普段聴いている音源、
CDやDVD、Apple Musicなどは
■音楽家達が作曲して、
■歌詞があるなら作詞をし、
■それを編曲(アレンジ)して、
■たくさん練習を重ねて、
■血と汗と涙を流し、
■レコーディングをして、
■その素材を綺麗に整え(ミックスダウン)、
■音源化するための最終工程(マスタリング)を終えて
■パッケージングされ(CDプレスやジャケット作成)、
■広告などの宣伝活動がなされ、
■小売店にトラックや飛行機・船などで流通され、
■店頭での検品を受け、
■ようやく商品棚に並び…!!!
■そしてついに・・・
家
ようやった!やりきった!!
携わった全ての人たちに感謝!!!
謝謝!!!
私がamazarashiの新譜を聴くことが出来るのも
見えない人たちの絶え間ない努力の結晶…….!!!!!
あらゆる陰謀にも屈せず、己の信念を貫き、
最終決戦(ラグナロック)を戦い抜いた全ての思いに感謝を・・・
訪れるのは我々amazarashiファンが望んだ世界…!!!
すべては運命石の扉(シュタインズゲート)の選択である!!!
というのは冗談ですが、
これだけの手間と苦労がかかっているのは間違いないわけで。
アマチュアバンドは決して安くない金額でCDを作り、
物販では500円などで販売していますが、
そこには皆さんの想像も及ばない苦労があるのです・・・。
えー、またまた大きく脱線しまして
これはもう事故なんじゃないかってレベルですが
それはさておき。
今回はそんなレコーディング・ミックスダウン・マスタリングで
業界シェア90%以上を誇るDigital Audio Workstation Software・・・
「ProTools」のお話ですッ!!!
さてさて、
全くの素人の方は?連発だと思いますが、
この世の中には数多くの有名DAWソフトが存在します。
SleepfreaksというDTM解説サイトによると
2020年1月に公開された記事では以下のようなランキングとなっています。
人気DAWランキング2020!
第1位 Steinberg 「Cubase」
読み方は「キューベース」
ドイツのスタインバーグ社が開発したDAWソフトです。
直感的に触れるユーザーインターフェース、
さらにWindowsとMacの両方で使え、
同社は現在YAMAHAの子会社になっているので
困ったときも日本語でサポートを受けられる点が評価を受けている理由でしょう。
また初音ミクなどのVOCALOIDを使う際も相性抜群です。
作曲からレコーディングまで一貫して使えるソフトだと思います。
第2位 PreSonus 「Studio One」
アメリカのオーディオ機器メーカー
PreSonus(プレソナス)社の「Studio One」がランクイン。
同社は音響機器も多数扱っていて、
PA業界では広く知られたメーカーですが、
このソフトがランクインした理由は恐らく・・・
無料版がめちゃくちゃ使えちゃうってことでしょう。
こちらもWindowsとMac両方で使えるソフトです。
旧Cubaseの開発者により2009年に作られたソフトで
DAWの中では比較的新しいソフトでしょう。
Cubaseと同じく使い方も難しくないので、
これから始めるビギナーには良いソフトだと思います。
私は使おうなんて思わな・・・ゴホッゴホッ
第3位 Apple 「Logic Pro Ⅹ」
言わずと知れた世界的大企業Apple社の純正DAWソフト、
それが「Logic Pro」です。
後ろのⅩはエックスではなくテンです。10です。
Macは昔からクリエイター向けPCとして
プロユースの業務用ソフトウェアが数多く存在していました。
元々はドイツのとある会社が作ったWindowsでも動く譜面作成ソフトでしたが、
Appleが買収してからはMac専用DAWソフトとして生まれ変わりました。
Mac専用なのでWindowsユーザーは触ることが出来ませんが、
・他メーカーを圧倒的に凌駕“していた”画期的なユーザーインターフェース
※今はどうかな・・・
・圧倒的な低価格
・豊富な内蔵音源
が特徴としてあげられますね。
価格はCubaseの3分の1、
内蔵音源も豊富なので
買ったその日から楽曲制作が行えます。
ユーザーインターフェースは・・・
昔の方が好きでした・・・
個人的な意見ですが、正直レコーディングにはあまり向いていないでしょう。
MIDIの打ち込みや自宅での作業において優秀かと思います。
っておおおおいいいいいい!!!
ProToolsの話題
全っ然!出てこねえじゃねえかよォ!!!
そんなProToolsは何位かというと・・・
第7位でした。
まぁ健闘している方なのか・・・
なんとも微妙な順位・・・
というのもこのProTools、
マジで作曲には向いてないんですよね。
〜To Be Continued〜
次回!
第7回!音響屋さんのお仕事〜番外編〜
【ProToolsを触ってみた】後編
お楽しみに!