第20回!音響屋さんの休日〜ライザのアトリエ〜

弊社HPへアクセス頂きまして誠にありがとうございます。

株式会社RTT チーフオペレーターの高橋です。

 

さてさて、

まだまだ予断を許さない今回のコロナ禍ですが、

家に居る機会が多くなってくると

やはり家の中の環境改善に皆さん多少なりとも尽力された方も多いと思います。

例えばカーテンを新しくするだとか。

そんな私は新しく4Kテレビを買い、中古でPS4を購入して遊んでいました。

(PS4 proは手が出ませんでした・・・折角4Kテレビ買ったのにね。)

発売当初からPS4は遊んでいたんですが、

仕事が忙しくなるとどうしても時間が作れずに売り払ってしまっていました。

 

「メタルギア」シリーズの大ファンである私は当然過去作も全てプレイ済みですし(メタルギア サバイブ、お前は駄目だ。)、

コナミを退社して独立したメタルギアシリーズの生みの親である小島秀夫監督の最新作「DEATH STRANDING」もクリアしました。

インターネットが普及してSNSが発達、そうするとユーザーのニーズなどがわかりやすくなる反面、

批判的な意見も目立つようになり炎上してしまうなど、

様々な点でクオリティーが年々上がっている中、ユーザーのニーズや期待感も高まっているので、

ただ一つのゲームを作り上げるだけでは世間は許してくれるはずも無く、

全てのゲームクリエイターの方々にのしかかる負担はとてつもない物になっていると思われます。

それでも毎回新しい視点と新しい要素、ユーザーの期待感を良い意味でも悪い意味でも毎回必ず裏切ってくる

コジマプロダクションの面々には本当に脱帽するばかりです。

 

最近では「The Last of Us」シリーズの最新作、「The Last of Us2」が大炎上して話題になっていますが、

どうやら最近のゲーム業界は世間体も気にしなくてはいけないらしく、

昨今の世界的な黒人差別の問題や倫理観、ジェンダー差別問題などなど

そういったセンシティブな内容を扱うにはリスクが高すぎると言うことで、

昔に比べてゲームクリエイターの考える内容で作れないようになってしまっているようなんです。

小説などのようにシナリオなどを書く上で、

そういったリスクを負いつつも、

センシティブな内容を取り扱って世間に訴えかけるようなメッセージ性を取り入れることも重要だとは思うんですが・・・

なかなかそういったことが出来なくなっている現状があるということで、

センシティブと言えば世界一売れたゲームとして名高いクライムアクションゲームの

「Grand Theft Auto」シリーズも2013年に「Grand Theft Auto 5」が発売されて以降新作が発表すらされていないわけですが、

上記の内容や社会情勢も相まって思い通りに制作が進まないというのが現状なのでしょう。

 

そんなことを少しだけ思いつつ

緊急事態宣言が解除されても当然現場が一気に回復されるなんてことはなかったので、

家での時間が増えた私は新しくゲームソフトを購入したわけです。

 

最近購入したのは

「ライザのアトリエ」と「Ghost of Tsushima」の2つ。

「ライザのアトリエ」はコーエーテクモグループが開発している「アトリエシリーズ」の最新作で、

「Ghost of Tsushima」はサッカーパンチプロダクションが製作した鎌倉時代の元寇を題材にしたアクションゲームです。

 

今回は「ライザのアトリエ」について軽くお話ししていきます。

「ライザのアトリエ〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜」は

2019年9月26日にNintendo Switch・PS4、1ヶ月遅れでPC版も発売された「アトリエシリーズ」の21作目です。

 

恥ずかしながら私は「アトリエシリーズ」を遊ぶのが今作初めてで、

「アトリエシリーズ」の存在も今まで知りませんでした。

今までRPGといえば「ポケットモンスターシリーズ」や「テイルズオブシリーズ」ばかりで

ドラクエもファイナルファンタジーもやったとこがない私ですが、

「ライザのアトリエ」は今までの「アトリエシリーズ」とは話がつながっていないので、

「アトリエシリーズ」をプレイしたことがない人でも問題なく遊べますし、

どちらかというと「テイルズオブシリーズ」に似た設計になっていたので、

「テイルズオブシリーズ」経験者なら違和感なく遊べるようになっていました。

 

なんといっても今作の魅力は間違いなくこれです。

男子諸君!刮目せよ!この太ももを!!

主人公ライザは田舎の農家の娘という設定なんですが、

一体何なんですかこの発育の良すぎるボディーラインは。

公式攻略本によると、ライザ達主要メンバーの年齢は17歳らしい。

それにしてもエチエチ過ぎやしませんかねぇ・・・。

田舎に移住しようかな・・・。

 

アクションRPGなので当然敵との戦闘もありますが、

格闘ゲームのようなコマンド制でもなく、通常のアクションゲームのようなリアルタイムともちょっと違った

リアルタイムタクティクスバトル制(と呼ばれているらしい)を採用しているので、

アクションゲーム初心者でも割と楽に、ごり押しで勝てるわけでもないのでちゃんと計算を求められる点でも、

非常にバランスのとれたシステムになっていると思います。

 

当然武器や防具といった装備も大事になっているわけですが、

それらは基本的に「錬金術」と使って調合していくというシステムです。

「アトリエシリーズ」伝統となっている「錬金術」ですが、

今作から新しくシステムが変わり扱いやすくなったらしい・・・

(過去作やっていないので分かりませんが・・・)

とにかくこの「錬金術」がものすごく奥深くて面白い!

ライザを始めとする主要なキャラクター達は

みんな大人や日常に対する不満を抱えていて、

それを打開するためにちょっとした冒険に出掛けるというストーリーです。

そのためなのかとにかく所持金が少ない!ロクに買い物できません。

お母さん、もっとお小遣い頂戴よ!といいたくなるレベルです。

 

物語の序盤で「錬金術」を習得するライザですが、

今までのアトリエシリーズ同様にとにかくこの錬金術が非常に重要で、

言ってしまえばなんでも錬金術で解決するような内容になっています。

普通のバトル物ならキャラクターのレベル上げに時間を費やしますが、

アトリエシリーズに限っては錬金術の習得に時間を費やします。

使用する素材や組み合わせ方で全く違う性能を発揮するので、

その素材集めや錬金する際の調合レシピにとても頭を使います。

気が付いたら錬金術の奥深さにハマってしまい、2時間以上経っているなんてこともしばしば・・・。

逆に言えばそれが面倒に感じる人はとてもオススメできない内容になっていますが、

騙されたと思ってやってみたらいつの間にかどっぷりハマっているかもしれません。

 

キャラクターの3Dグラフィックや会話中のモーション、会話やストーリー内容など、

所々に惜しいなと思う部分が多くあり批判的な意見があるのも事実ですが、

それを差し置いても「錬金術」の楽しさやリアルタイムタクティクスバトルの操作性など、

私は非常に楽しめた作品でした。

 

今作の続編である「ライザのアトリエ2〜失われた伝承と秘密の妖精〜」も発売が決定されました。

しかも今年の冬に発売と言うことでメーカーのやる気が感じられますね。

当然全ての点において前作を勝っていないとユーザーは満足しませんし、

今作が好評だったのでユーザーの期待感は大いに高まっています。

コーエーテクモグループには是非頑張って頂きたいですね。

 

テイルズオブシリーズ25周年記念最新作

「テイルズオブアライズ」もまだ発売日は未定ですが

今年中に発売されることが発表されています。

 

ゲームのストリーミングサービス

「GeForce NOW」なども正式にサービスが始まりましたし、

PS5やXBOX SeriesXなどの発売も控えています。

最近の世界情勢も不安定な中、

この次世代ゲーム大戦の中に足を踏み入れてしまっている我々も

しっかりと戦いに備えるために準備を進めていかなくてはいけないのかもしれません・・・。

 

果たして私は一体何を言っているんでしょうね。

 

それでは!

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